「承認欲求」は櫻坂46の7thシングルで、三期生から4名が選抜に選ばれ話題になっていますね。
この曲は、現代社会を生きる人々が感じることを表現していますね!
今回はそんな「承認欲求」の歌詞・MVの意味を考察してみました。
フォーメーションの理由も考察しているので、そこも見ていきましょう!
目次
櫻坂46「承認欲求」のMVと歌詞全文
MVはこちら
まずはこちらの歌詞を知っている方もおさらいでお読みください!
1番

2番

ラスサビ

櫻坂46「承認欲求」の歌詞の意味を考察
それでは歌詞の流れに沿って詳しい意味を考察していきます。
歌詞の意味を考察① 1番について

この曲は主人公が街中に溢れるデジタルサイネージについて怒りを露わにするところから始まります。

「デジタルサイネージ」とは表示と通信にデジタル技術を活用して映像や文字を表示する情報・広告媒体のことで、街中の広告や店舗の電子POPなどが挙げられます。


それに対して主人公はit’s so annoying=「めっちゃうざい」と言っていますね。

それぞれのデジタルサイネージを人に例えて、それらが「叫び続けてる」と言っています。

それぞれのデジタルサイネージに構ってられない。
そういった気持ちを表現しています。
このジャンというのはデジタルサイネージの叫びを表現していますね。

先ほど「構ってられない」と言ったにも関わらず、「心の中で手を振ってる」というのは少し矛盾している気もします。
これは主人公自身も不安な気持ちから来ていることからだと考えられますね。

主人公からしたら、承認欲求が強すぎるのは異常なのでしょう。
歌詞の意味を考察② 2番について

果たして承認欲求があるのはデジタルサイネージだけでしょうか?

「自分という特別な存在にいつになったら気づいてくれる?」
「ねえ 何で無視する?」
「目には映ってるYou know?」
急に主人公が承認欲求を剥き出しにしてきました。
これはまさにデジタルサイネージと「お互いに同じこと」であったことが分かります。

これは目線が主人公になっただけで、デジタルサイネージの時と同じようなことを表現していますね。
「こんな頑張って生きているのに 誰もわかってくれない四面楚歌」
四面楚歌とは敵に囲まれて孤立し、助けを求められないことのたとえです。

主人公も承認欲求に関して、苦しんでいることが伝わってきます。

ここにきて主人公は自分以外の第三者目線で話を始めます。
ここでの被害妄想というのは、
- 集団的にずっと孤独
- 誰もわかってくれない四面楚歌
こういったこと考えていることが予想できます。

主人公である自分自身に承認欲求に振り回されるなといったメッセージが伝わってきます。
誹謗中傷が溢れているSNSはまるで、怖いと分かっているホラーと変わりはありません。

しかしそれでも愛が欲しいのが人間です。
自身の承認欲求を満たすものが愛であると気づくことで、主人公は大きく成長しました。
歌詞の意味を考察③ ラスサビについて

ここは1番のサビの繰り返しですが、
- 主人公が自身の承認欲求に気づいたこと
- 自身の承認欲求を満たすものが愛であると気づいたこと
この主人公の成長を踏まえると、少し見え方が変わってきます。

ここは成長前の主人公を表現しています。

最後のこの部分は自身の承認欲求を満たすものが、愛であることから、その愛をくれる相手に求めていることを表現しています。
つまり、主人公はこの「承認欲求」をエネルギーに変え、前に進もうという気持ちになったことが分かりますね!
歌詞の意味を考察④ この曲の本当の意味は?

この曲の本当の意味は何だったのでしょうか?
それはこの櫻坂の前作のタイトルの「Start over!」の「やり直す」という意味と繋がりから分かってきます。
「Start over!」の歌詞は櫻坂は現状に満足せず、さらなる高みを目指していく、
シチュエーションもですが歌詞も含め、色んな意味でやり直すという意味が込められている。
そういった歌詞でした。
この曲で主人公はつまり、主人公はこの「承認欲求」をエネルギーに変え、前向きに進もうという気持ちを持ちましたね!
櫻坂46も今作から三期生の選抜入りに伴い大きな変化が見られます。
この大きな変化は櫻坂の「承認欲求」をエネルギーに変え、前に進もうとしていることを強く表現していることが分かりますね!
櫻坂46「承認欲求」のMVの意味を考察

まずは最初のシーンから天井の光はxを表しSNSを表していることが考えられます。


次に森田さんが自身のメガネを床に捨て、踏みつけるシーン。
このメガネは「Start Over!」で森田さんが着用していたメガネと同じです。


それを踏みつけて破壊するシーンからMVが始まりました。
つまり、過去からの大きな変化を表現していることが分かりますね。
ドレスの広がりは承認欲求の広がり!
次にMV開始56秒のシーンから



森田ひかるさんのドレスが広がる演出が連続しますね。
これは承認欲求が広がっていくのを表現しているのではないでしょうか。
その後に山崎天さんと藤吉夏鈴さんのドレスが広がる演出がありますね。

しかしこのシーンの背景は黒。
つまり承認欲求が広がっていくのを肯定的に描かれてないことが分かります。
承認欲求の沼にハマる?
次に小林由依さんが距離を置いて森田ひかると目を合わせた後にSNSにアップする動画を撮っているメンバーを、
見て軽蔑したような顔で逃げるように走り出すシーンが描かれています。



1分57秒から天井の低い廊下でメンバーのダンスシーンが始まりますね。

承認欲求を得たいけど得られない閉塞感を表現。
このことからも承認欲求を肯定的に描かれていないことが考えられますね。
この廊下のダンスがみんなが同じことをSNSにアップして、承認欲求の沼にハマっていることを表しています。
そしてラストシーン
そして2分32秒のシーン。
ドレスの広がりは承認欲求が広がっていくことを表現していますが、
そのドレスの上で森田ひかるさんが泳いでいますね。

そして承認欲求の沼を表現しているユニゾンのダンスシーンの後にラストシーン。

承認欲求を表す白いドレスの広がりの下で寝ている森田ひかるさん。
これをどう表現しているかはぜひ皆さんで考察してみてください!
櫻坂46「承認欲求」のフォーメーションの理由を考察!

「承認欲求」のフォーメーションは以下のようになっています。
このシングルより選抜制度を導入し1、2、3期生全てのメンバーから「選抜」メンバーと「BACKS」メンバーに分かれました。
こういった大きな変化も「承認欲求」の主人公に通ずるところがありますね。
選抜発表直後にセンターとなった森田さんは

森田ひかる
今回からは三期生のみんなも合流して、選抜制っていうまた新たな櫻坂46が始まる1枚になると思う
グループに期待を寄せつつ、久しぶりのセンターについては

森田ひかる
初めてのセンターではないからこそ、もっと期待されるというか、
もっと求められるものが、ハードルが上がっているのかなと勝手に思っているので、
みなさんの期待を裏切らないっていう部分は意識してやっていきたい
と意気込みも話されています。
こういった部分も「承認欲求」の歌詞の主人公な感じもしますね!
櫻坂46「承認欲求」の歌詞・MVの意味を考察!フォーメーションの理由!まとめ
いかがでしたか?
今回は「承認欲求」の歌詞の意味を考察してみました。
なかなか深みのある歌詞で、何かと考えさせえられる言葉がたくさんありましたね。
今回のこの記事はかなり主観が入ってしまったので、
他にもこういった見方があるという方はぜひ教えてください。
この記事を読んでもう一度、MVを見てもらえたらすごく嬉しいです。